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福岡から長崎の電車の料金と時間は?特急かもめのお得な切符で乗ってみた

2017年10月13日交通博多駅,お得な切符,長崎

福岡から長崎への電車

福岡から長崎に電車で行く場合はJR利用になります。そして電車ならほとんどの方が特急かもめに乗ります。

この料金ですがお得なきっぷがあって、それを使って長崎まで行ってきました。

今回の記事は特急かもめに乗るために色々調べたことの紹介や、実際乗ってみた感想です。ちなみにわたしは鉄道についてはまったく知識のない一般ピーポーです。

行き方博多から長崎の移動方法【行き方比較】
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福岡から長崎の電車はどれに乗る?

福岡から長崎までの電車ですが、2020年の時点で新幹線は通っていません。

JR博多駅→JR長崎駅の移動方法は

  • 普通電車(博多→鳥栖→長崎)
  • 特急かもめ(博多→長崎)

このふたつのどちらかになります。

普通列車の料金と所要時間

普通列車の場合は鳥栖で乗り換えをすることになります。

鹿児島本線と長崎本線を乗りつがないといけないので。

快速電車を使って最短で行けた場合でも所要時間は4時間近くかかり、料金は片道2,860円です。

この行き方の場合、割引きっぷは基本的にないです。お得になるのは青春18きっぷを使う場合のみですね。

特急かもめの料金と所要時間

特急かもめは博多から長崎まで直通で行けます。所要時間は1時間55分で、料金は4,270円(乗車券2,860円、特急自由席1,410円)です。

特急列車なので普通列車を使うより値段は高くなりますが、乗り換えいらずで2時間かからないので一般的な行き方ですね。

ですがネットで買うと指定席なのにお得ですし、当日の窓口購入であっても「2枚きっぷ」などの企画きっぷもあります。

  • 九州ネットきっぷ: 3,150円
  • 九州ネット早特3: 2,550円
  • 九州ネット早特7: 2,340
  • 初回購入限定!お試しネットきっぷ:2,300円
  • 2枚きっぷ(窓口):6,300円@3,150円

これらすべての切符は特急かもめの指定席に乗ることができます。指定席が満席の場合は自由席の乗車できますが料金はそのままです。

突然の予定などで片道のみの利用する場合「九州ネットきっぷ」(@3,090円)の利用がおすすめです。普通列車より値段は280円高いです。でも特急なので所要時間が半分くらいになりますし、指定席にも座れるのでメリットが大きいと思います。

ネット購入が安い

事前に予約できるなら電車の最安料金はなんと2,300円です!「初回購入限定!お試しネットきっぷ(期間限定販売)」が最も安い。

リピーターでも「九州ネット早特7」なら2,340円と充分格安です。

ただ値段だけを考えるなら高速バスのほうが安いですけどね。
参考記事福岡から長崎へはバスが格安!所要時間や予約は?トイレはある?

「九州ネット早特3」「九州ネット早特7」は席数限定のきっぷのため売り切れることがあります。早めの予約が必要です。1か月前から買えます。

ただ注意点としては「九州ネット早特7」は変更不可になっています。

窓口なら2枚きっぷ

「2枚きっぷ」は窓口のみでの購入ですが、当日でも買えるチケットです。往復や二人利用など回数券のように使うことができますよ。

しかも乗車が博多駅からではなく、福岡市内からとなっているので場所によってはちょっとお得になるかも?

  • 香椎線の西戸崎~土井
  • 鹿児島本線の福工大前~南福岡

福岡市内にあるこの区間の駅からであれば乗る(下りる)ことができます。

特急かもめのお得な切符を利用した話

わたしは今回急に長崎に行く用事ができて、当日の朝にきっぷを買うことにしました。

ネットではなくみどりの窓口で買ったんです。

なぜかというとふたりで福岡から長崎の往復だったので、窓口のみで買える4枚きっぷを利用することにしたからです。

※4まいきっぷは販売終了になりました。

4枚きっぷとは回数券のようなもので、窓口のみで買えます。同じ区間のチケット4枚をまとめて買います。使い方としてはひとりで往復2回使ってもいいし、二人で一日往復してもいいわけです。今回はふたりで長崎往復だったので4枚きっぷがピッタリでした。

特急に乗れるだけではなく、指定席も無料(繁忙期以外)なんです。

福岡から長崎のお得なきっぷ

ちなみにわたしが乗ったのは鹿児島本線の二日市駅。実は博多の次の駅です。

画像の上の切符は「福岡市内↔長崎」となっています。なぜこのきっぷを購入したかというと、こっちの方が金額が安いから。

「二日市から長崎」を買うと通常料金になってしまって割引がなくなるんです。

この乗り方は特急かもめのルートを外れていないので問題ありません。

このように途中駅からでも使えるので、ほかの駅から乗る場合でも意外とお得な場合があるかもしれません。

特急かもめの車内

特急かもめは黒と白の車両の列車があって、黒いかもめと白いかもめと呼ばれてたりします。

白(885系)のほうが早いですが振り子式で揺れが大きいので、少し遅くても黒(787系)を選ぶ人もいます。

内装は白のほうがキレイな印象ですね。(自分が乗った車両はです。)

黒いかもめの車内

黒の特急かもめ

この日は「長崎くんち」の日だったので、指定席は取るのは無理だろうと思い、あえて自由席車両のが多い特急かもめに乗ることにしたんです。

特急かもめは全部同じではなく、何号に乗るかによって

  • 全体の車両
  • 指定席車両
  • 自由席車両

の数が全然違うんです。

というわけで、行きは「かもめ5号」に乗ることに。いわゆる黒いかもめ。7両編成で自由席車両は3~7号車。

当日の電車に乗る直前にみどりの窓口できっぷを購入したので、予想通り指定席は満席でした。「朝の指定席は取りにくいんです」って言われましたねー。そもそも、かもめ5号は指定席車両が少ないですから。

指定席でも自由席でも同じ料金なのでちょっと損したような気分ですが、自由席に座れたので問題なし。

黒の特急かもめ自由席

二日市駅から乗ったんですが、ひとりで二人掛けを使用している人がほとんどでしたね。二人で座れる席は探せばありました。鳥栖や佐賀で下りる人もチョコチョコいて、その先は二人掛けも余裕で空いてましたね。

のんびり座ってたんですが、佐賀を超えたあたりからカーブが多くなって、揺れを結構感じましたねー。

黒の特急かもめのコンセント

充電したかったんですがコンセントは進行方向に向かって車両一番前の左側の席のみ。右側にはありませんでした。もしかしたら一番後ろの席にもあるかもしれません。

白いかもめの車内

長崎から福岡への白の特急かもめ

長崎から福岡への帰りは白いかもめの指定席。

白の特急かもめのチケットホルダー

革張り風の座席にはチケットホルダー、いわゆるきっぷ入れがあります。

白の特急かもめのコンセント

乗ったのは3号車でコンセントは窓際にありました。ここではスマホの充電器を普通に使えました。

2号車だとひじ掛け部分にコンセントが用意されていて、それぞれの席で使えるようです。ただし埋め込んである感じなのでスマホの充電器のようなアダプタタイプは使えるのかな?微妙かも。

白の特急かもめのテーブル

白いかもめはテーブルがひじ掛けに内蔵されているタイプです。ノートパソコンを置くのには向いてないかも。コンセントがせっかくあるのにね…。

白の特急かもめのスーツケースの置き場所

大きいスーツケースの置き場所があるので便利ですね。

福岡から長崎の特急かもめのまとめ

「福岡から長崎」へ、または「長崎から福岡」に電車で行く場合、「博多↔長崎」できっぷを検索してみるとお得な切符を見つけやすいです。

基本はネットで早めに買うことですが、当日でもお得なきっぷはあります。

一般的に電車の場合は特急かもめの利用になると思いますが、黒と白があって全然別の列車だと思いました。揺れが気になるとか、内装とか、好みがある場合は調べたほうがいいと思います。

ちなみに黒いかもめには元ビュッフェ車が改造されている車両があって、とてもスタイリッシュで席も広いんだとか。

人気らしいんですが、まだその車両には乗ったことがないので次の機会は狙いたいと思ってます。

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